暑い夏の日差しに、鈴虫の声が混じるようになった8月下旬。今年最後のオープンキャンパスが行われました。 この時期になると、年度初めのような学科のふわっとしたイメージを見学に来られるというよりも、ずっと踏み込んで、受験方法、学費など含め、実際にキャンパスライフに踏み出すための、具体的な質問をしに来られる方が多いような気がします。(中には3回めという方もいらっしゃいました、ありがとうございます!)
私たちの学科ができること。それは個々人を大切に、一人一人にしっかりと向き合って、その成長を見守ること。 今日も、学科で優しさに磨きをかけた先輩たちが、来場したちょっと不安げな高校生にジョークを交え緊張をほぐしながら、学科入学後の自分の経験を語ってくれました。 「私たちの仕事の醍醐味っていうのは、4年間かけてサナギが蝶になる時間に立ち会えること。未来ある人たちの可能性を引き出す現場にいられること、それは天職だと思います」そんな話をしてくれたのは、個別相談を担当していたT先生。
今日の体験授業は『映像翻訳』。人を褒めて育てるために生まれてきたような現職の翻訳家 I先生が、この日の題材に選んできたのは、有名なハリウッド映画(“ハリーポッター”)。自分が作った日本語字幕を本物の映画に付けられるという希少な体験に、高校生たちも真剣な眼差しでモニター画面を見つめていました。 高校生の皆さん、次は是非学科の中でお会いしましょう!