学科が大切にしているのは実践型の教育。
だから、社会に出ても課題を自分で見つけられる。
現場に出て初めて、皮膚感覚でわかること。
『そうか、授業で教わったのは、こういうことだったのか!』
たとえば、“東ティモールのコーヒー農園を訪ねる旅”
普段、なにげなく飲んでいるコーヒーですが、豆が私達のところに届くまでには、実に様々なドラマがあります。
たかが豆ですが、されど豆。
コーヒーチェリーと呼ばれる豆の生産地の一つ、東ティモールを実際に訪ねることで、国際貿易の仕組みがリアルに見えてきます。
「今まで気にもとめていなかったことが、このフィールドワークでいきなりクローズアップされた感じ。地元の人たちと一緒に豆を摘み、美味しいご飯を作ってもらって、一緒に語らい、村の子どもたちと他愛のない会話をしながら遊ぶ。
たったそれだけのことなのに、ガツンと頭を殴られたような衝撃で、日本に帰ってきたんです。逆に、今まで自分は何をしていたんだろう?って」
普段の日常とはまったく違う世界にあえて入っていくことで自分の立ち位置を客観視する体験。
改めて、自分が進む道を再確認するチャンスです。