昨今、経済が右肩上がりの東南アジア。交流を深めている学科では、11月から12月にかけて2回に渡り、計40名の研修視察団をお引き受けさせていただきました。
日本が現在取り組んでいる “スマートシティ”の最前線。街の発展とともに、人口が過密化してきたハノイ市として、未来の街づくりを考えていく上では、日本の取ってきた方法がとても参考になるとのこと。 明星大学の伊庭教授より日本のスマートシティについての講義を受けた後、学科の学生(有志)も一緒に、『みなとみらい21』や『柏の葉スマートシティ』などの現場を視察。本学科が組んだプログラムのもと、たくさんの活発な議論が行われ、大変意義ある交流が行われました。
聞けば、研修生のほとんどが日本初来日。「日本の清潔さに驚きました」「人々が静かだなと思いましたが、シャイなんでしょうか?」「ハノイ市は移動手段がほとんどバイクで電車などがないのですが、都市計画はやはり相当先を見て建設的に進めなければならないんだと感じました」「紅葉の美しさに感動しました」「日本は全ての物事が丁寧に行われているという感じがします」「日本は少子化と聞いてますが、これだけの設備のスマートシティを作り、今後のメンテナンスなどは大丈夫なのかな?」「こんなにも衛生的で安全な国、今後はもっと海外からの流入が増えるんでしょうね」
修了式、女性の研修生達はベトナムの民族衣装 “アオザイ” で登場。カラフルで美しい姿に、写真撮影タイムは大盛り上がりでした。
海外の公的な機関の人々と触れ合う機会を得た学生達にとっても、大変な実りがあった今回の視察団アテンド。「メディアや資料、教科書などからではなく、実際にその国の人と情報交換をすると、いろんなことが生で分かります。こんな生きた勉強をさせてもらえることが、この学科に入って最も良かったと思えることです」と語るのは、学科の3年生Kくん。
ベトナム視察団のみなさま、これをきっかけに次また別の機会を見つけて、どうぞ学科にまた遊びに来てくださいね。