日本の冬の寒さを吹き飛ばすように、大学構内のStar★Shopsは、熱いアフリカ色に染まっていました。 その企画者は……我らが国際コミュニケーション学科の学生たち。フィールドワークで現地に行ったことのある学生も、そうでない学生も、“アフリカの素晴らしさ”を伝えるために、ライブ企画にメニュー作り、アフリカ料理の調理に接客と力を尽くした1週間。キャンパス内のカフェが、国際コミュニケーション学科の力で【 Africafe(アフリカフェ)】として営業されました。
国際コミュニケーション学科は世界中に数多くのフィールドワークを送り出していますが、訪問先としてトップ人気を誇るのが、実はアフリカのザンジバル島。リピーターも多く、在学中に2度訪れる学生もいます。 他に米国や英国、オーストラリア、中国といったメジャーな訪問先があるにもかかわらず、なぜ、アフリカのザンジバル島へ?そしてなぜリピーターが多いのか。 研究した学生の話によると、繰り返しザンジバルに行きたくなる&実際に複数回ザンジバルを訪れた学生たちは共通した理由があったそうです。それは→→→「また会いたい人がいるから」現地の人との交流を通して心が開放されていく様子は『ザンジバル・パネル展』として、Africafe(アフリカフェ)の会場を飾りました。
異文化理解論の授業やゼミを通してアフリカを語り続ける菊地先生は、こう言います。 「現代日本は、SNSはじめ、数多のそつないコミュニケーションツールにあふれていますが、心のどこかで、“生の人間同士の濃い交流” を欲しているのかもしれないと思う時があります。アフリカの環境は、もしかすると私たちにそれをさせてくれるのかもしれません」 Africafe(アフリカフェ)開催期間中(1週間)は、異文化理解論を履修する1年生が企画したアフリカンジャンベライブや、他地域フィールドワークを経験した学科生との合同プレゼンプログラムも組み合わせられ、先輩⇄後輩を問わない家庭的な学科ならではの、学年横断的な交流がはかられる場面も。 メニューにはガーナ名物のオクラシチューや、ガボン共和国のチキンムアンバ、東アフリカのサモサが並び、初日には売り切れが続出。これには仕込みを頑張ったゼミ生たちもご満悦。
最終日の夕方には、学科出身のミュージシャン・矢野デイビットさんのトークライブも企画され、矢野さんから、これから社会人になろうとする学科生たちへ、熱いメッセージが送られました。
アフリカのおおらかさが構内カフェを塗り替えたAfricafe(アフリカフェ)。ぜひまた来年、お会いしましょう!