英語を基本として、ハンガリー語と日本語が飛び交うzoom授業。今、学科では、国境を超えて海の向こうの学生と共に、一つの動画作品を協業で創り上げる試みが大ブーム。
張先生が率いる専門基礎研究でも、国際コミュニケーション学科の学生とハンガリーのエトボシュローランド大学の日本学科の学生がチームを組み、互いの日常や、若者が好きな街、人気のスイーツ、生活環境などを紹介し合う試みが行われました。
とあるチームは画面を2分割にして、比較文化論をメッセージとして投げかけるように、人気のスイーツ動画を作成。日本の学生「へえ、ハンガリーのチムニーケーキ、可愛い〜♡」
別のチームは、ハンガリーの学生の日常と、日本の学生の日常を紹介してくれました。
家の中から散歩道、友達とどういうところで会い、キャンパスはどうなっているのか。
現地に行けない分だけ、みんな興味津々。
ハンガリーの学生「これが日本語の教科書にもたまに出てくるIZAKAYAなんだね」
ハンガリーの学生「ハラジュクってテレビで観たことがあるわ。アイスクリームをシートにして丸めた形状の商品があるなんて、面白いわ」
画面を2分割して、双方の違いを表現したチーム。
日本とハンガリー、それぞれに製作した動画を連結させる構成にしたチーム。
かっこいいエンドロールをつけてセミプロが作ったショートムービー風に仕上げたチーム。
それぞれのチームが個性豊かなPR動画を発表。
「やはりナレーションが入っている動画はインパクトがありました」
「魅せる動画ってテンポが大事なんですね」
「『一緒に観て行こっ!』というところで、日本×ハンガリーの学生がハモっていた部分に、
会えないながらよくこんなに力を合わせて作ったなあと感動してしまいました」
「相手の心に刺さるように動画を創るって、難しいけど奥が深くて楽しかったです」
日本×ハンガリー、双方の学生共に、この授業をとても楽しめた様子。
現地に足を運べない今も、まだまだできることはたくさんある。教職員一同そう信じ、学生さん達にとって少しでも新しい扉を開いていけるよう、たくさんの『きっかけ』を作っていきたいと思います。