入学式ができないまま新入生となり、進級した今年の2年生。
先日、感染対策をしつつ開催された入学式で、学科の細谷先生がぽつりと言いました。「やっぱり、昨年の新入生のために、遅ればせながら、式をやってあげたいと思うのですが、みなさん、どうでしょうか?」
小規模だからこその、家庭的な温かさに恵まれた学科では、先生方全員大賛成。「今さら “入学式” っていうのもヘンだから、“歓迎式” かな」
新2年生は、お互いに顔を合わせることもなく、それぞれの授業を粛々と頑張ってきました。その結果、GPA(※ 大学の成績を0-4に分類した評価値) が3.0以上となった新2年生、30名あまり。実に3分の1の学生たちが、成績優秀者として表彰されることになりました。
「オンラインで授業に集中できたのもあるのかもしれませんが、この状況下でこれだけ頑張った学生が多かったことは、本当に賞賛に値します」
そんなわけで、学科事務室では、趙先生が成績優秀者に贈る賞状の準備におおわらわ。「学生も、こういう機会があると、励みになりますからね」
表彰された学生には、賞品が贈られます。
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1年遅れの入学歓迎式は4月24日。柔らかな春の日差しの中で、新2年生×学科のけじめの式。じんわりとこの出逢いを喜べる1日を、教員も今から楽しみにしています。