学科は学生と教員の距離が近いのが魅力。
教員が知る世界をそのまま、学生にお裾分けすることも日常的です。
秋も深まる某日、菊地先生と有志の学生が、府中市にある技能実習生受け入れ施設『れいめい事業共同組合』を訪問しました。
お目当てはイベント【国際コミュニケーション座談会 “世界とつながる仕事を作る!”】
主催は施設長の福崎龍郎さんと、ケニアに30年あまり在住している早川千晶さん。
「異文化」「異業種」「異世代」を超え、実にさまざまな人々が集いました。
そもそも。このイベントが行われた『技能実習生受け入れ施設』とは?
海外からやってきた研修生たちが、日本語や、日本の慣習、礼儀作法、マナーなどについて共同生活をしながら学ぶ場所。
地域の人々とのオープンな交流を目指す施設長の福崎さんの施設ならでは、
座談会は非常に視野の広い、ワールドワイドなお話に花が咲く場となりました。
参加した学生たちも、この刺激的な出会いに大満足。
「国際コミュニケーション学科にきていなければ、ケニアのスラムのことなんて知らないまま社会人になってたな」
「ケニアのスラムどころか、日本国内に今、こんな技能実習生の受け入れ施設があることも、知らずにいたと思う」
国内にいながらにして触れる、海外の空気。
枠にとらわれない多種多様な職業の人たちから実社会を覗き見し、学生もまた一つ、自分たちの世界を広げた模様。
普通に暮らしていたら知ることができない場に橋渡しをしてくれる先生が揃っているのは、学科の自慢です。