(前編に続く)ジョージアフィールドワークで学生達のプロジェクトの進行を見守ってきた川又先生はこう言います。 「大前提として、ヒトは個々でもかなり持ち得る文化が違いますが、国際コミュニケーション学科と情報学科とでは、ことさら物事の思考法から感性に至るまで、持っている “文化” が本当に “違う” 。社会に出たら、企業ではそういう “違う” 人たちと組んで、パフォーマンスをあげていく必要に迫られます。
なぜ学科が情報学科と組み、横断的プロジェクトを行うのでしょう?(前編)
みなさんは日常生活でふとした時に、「あの人とは考え方が似てるからウマが合うな」とか「あの人とは考え方が真逆だけどその分、お互いの穴が埋まるな」などと感じることってありませんか? そうなんです。企業においては、技術専門職(職人)は営業専門職(コミュニケーション職)との良いタッグが組めてはじめて業績がぐんと伸びるように、あえて考え方の違う相手とチームを組むのが、社会人であるとも言えます。学生さん達の卒