積極的なアクティブラーニングを行っている学科は、学びの舞台が時には学外に飛び出します。
2月22日には、毛利ゼミのメンバーが明星高校へ出向き、高校生の前で自分達が普段どういう形で授業を行い、どういった内容の学びを行なっているかの出張授業を行なってきました。
明星高校の生徒さんたちも、自分達の進路のすぐ先にある「大学での授業」が「出前」されるとあって、興味津々。近い世代間での高校⇄大学での交流の場ともなり、お互いにとって大変刺激的な場となりました。
今年の毛利ゼミのテーマは『SDGsとフェアトレード』。
まだそれほど多くの人に知れ渡ってはいないフェアトレードマークについての話や、普段の日常生活で自分達が接している商品の背景や流通にどのような事情が隠れているかなど、毛利ゼミの学生たちがクイズなどを交えながら高校生たちに解説。時にはアンケートなども取り入れて双方向型授業を行ううち、高校生の硬かった表情も次第に崩れ、未知の世界への扉が開かれていきました。
「まさか自分達が高校生相手に授業をするなんて、笑。最初はもちろん緊張しましたよ。でも私たちの話を聞いてくれて本当にうれしかった。やっているうちに自分の気持ちものってきて、楽しくなりました」
「準備はかなり大変だったのですが、やってよかったです。相手に何かを伝えようとすることでいろんなことを学んでいたのは、実は自分達なんですよねえ」
「やってみて初めて分かりました。相手にいかに楽しんでもらいながら伝えるかって、かなりハードルが高いんだな、と。次への課題もたくさん見えました」
学生たちはそれぞれの感想を口にしながらも、達成した充実感でいっぱいの様子。
今回は大人数向けの内容となりましたが、次回はもっと相手を少人数に絞った形でのワークショップを実施の予定。
明星高校のみならず、ご希望があれば、学科では学生と共に、どの高校へも出張に伺います! どうぞご検討くださいね。