今回学科がサポートで関わらせてもらったのは、ベトナム・ホーチミン市で都市計画などに携わる、男女24名の公務員の皆々様。日本の国土交通省や、エコタウンの実際の現場を視察するのが目的で来日されました。
若干緊張気味の初日、お互いの人間関係の張り詰めた空気感を一気に溶かしたのが、学科の菊地先生が提供した『Think Pair Share』の時間でした。菊地先生はあくまで無色透明なファシリテーター。参加者自身に考えてもらうことを促し、それを隣の人と意見交換、その結果を最後は全員で共有!硬かった空気が一気に柔らかくなり、たくさんの笑いと活気に包まれました。
「ベトナムでは議論の時にああいう手法を使っているのは見たことがないです。本国に帰ったらぜひ、自分の部署でもぜひやってみたいです」
一行は、コニカミノルタの本社を訪ねたり、大田区のゴミ処理施設の見学をしたり、川崎の工業地帯の説明に耳を傾けたり。明星大学近くにある商業施設(立川グリーンスプリングス)ではSORANO HOTELの内部の見学もさせてもらい、皆さん大変興味深そうでした。
視察団御一行のサポートで活躍してくれたのが、学科在籍の4年生たちでした。自由な気風ゆえ、迷子になってしまいそうなベトナム人研修生を上手に誘導、ランチタイムにはいろんな話もでき、研修生のほうも日本の大学生と交流できたことを、心から喜んでいる様子でした。