「エシカル消費ってなんですか?」
「倫理的&道徳的に、人や環境に配慮した消費行動のことです。フェアトレードの認証がついた商品を買うことも、エシカル消費にあたるんですよ」
「そうなんだ。フェアトレードって、じゃ、なんですか?」
「例えば今日はこれ、コーヒーを販売していますが、通常は “ 買う側” の圧力が強いため、生産者側は労働対価に見合わない額で働かせされていることも多いんですね。それを、“フェアな形でトレードを促そう” ということで、公正な価格設定をされたものにフェアトレード認証が授けられます。
私たちのフェアトレードカフェ、今日はその価格自体も、お客さんに考えてもらって設定からやってもらう、ということを実験的にやっています。要は、フェアトレードやエシカル消費そのものについて “立ち止まって考えよう” というイベントです」
明星大学の学食の片隅に、期間限定でオープンした、毛利ゼミの【フェアトレードカフェ】には、たくさんの人が立ち寄ってくれました。最終日には、今年の2月には、明星高校で毛利ゼミのゼミ生がSDGsやフェアトレードに関する講義を行った明星高校の学生の皆さんの姿も!
読売新聞さんからも取材を受けるなど、例年以上に大盛況。
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20231123-OYTNT50228/
たかがコーヒー、されどコーヒー。フェアトレードカフェを通じて、社会の仕組みを知り、流通を知り、世界の今を知る。
明日の世界が今日よりも少し、またよくなっていくようにという願いを込めて、毛利ゼミの活動は続きます。