今年度はついに、全フィールドワークが現地に向けて出発!
中国、マレーシア、マルタ島、ハンガリー、ガーナ。学科の学生たちは世界中に向けて飛び立ちました。
国際コミュニケーション学科が目指しているもの、それは【多彩なフィールドワークラインアップを通じて、世界の果てでも通用するコミュニケーション力を手に入れる】。今年はフィールドワークを希望した学生全員が、コロナ後初めて、現場に触れた年となりました。
【さあ、各チームが観てきた&体験してきた世界を、それぞれ交換しあってまた倍々の世界を学ぼうよ!】というのが、本日行われたフィールドワーク報告会。それぞれのチームが自分たちの体験をまとめ、他チームに報告しあいました。
「私たちが訪ねた中国の寮は、なんと7〜8名が一緒の部屋で共同生活! それで揉めたりしないのかなあ?と思って訊いてみたのですが、揉めるどころか、しょっちゅう一緒にご飯を食べに行くほど仲良しだそう。“個”に慣れた毎日を送る日本人としては驚きました。
ノリもめちゃくちゃ軽くて、日本でなら一緒にご飯食べに行くのにとても時間を要するところ、中国ではあっけらかんと翌日にご飯に誘われ、本当に楽しかったです!」
「私たちのチームは、マルタ島の語学学校で研修をしました。授業とはいえ、全員が前を向いて座って受講というスタイルではなく、ペアになって会話練習をしたり、ゲーム形式の質問に答えたりという内容だったので、本当に楽しく過ごせました。
ちょうどクリスマスの時期だったので、学校がパーティーを開いてくれ、ワインを飲みながら他の留学生たちと交流を持てたのは本当に良い思い出です。
情報学科の学生たちとの協働プロジェクトも同時進行で行い、一緒にアプリ開発も行いました。次のオープンキャンパスで、そのワクワクする成果を高校生たちにも見せてあげるつもりです!」
「マレーシアのボルネオで、SDGsの現場を訪ねました。水上集落を訪ねたり、児童養護施設へ行きいろんな話を聴いたり。
自分たちが普段生活している枠を越えて知る世界は、宗教の違いも然り、生活環境の違いも然り、いろんな意味でかなり心に深く刺さりました」
「私たちはガーナへ行ったのですが、初日にいきなり荷物が届かなかったところからのスタート、笑。スーツケースが届くまで身一つで過ごしたわけですが、空港で同じ状況になった現地の人たちが笑ってそれを受け止めているところが、一番最初のカルチャーショック。日本とは全く違う社会構成となっている“母系社会”についても驚くことばかりで、本当に自分の世界観が広がりました」
ほかにも書ききれないほどの味わい深い体験と学びが多々。
それらのフィールドワークは体験学習報告書という形にまとめられ、オープンキャンパスで配布されます。
ただの旅とは違う“濃密な社会派体験” をしたい高校生の皆さん、ぜひ学科の学生たちが直接お伝えする体験談を聞きに来てくださいね。