留学はハードルが高い。けれど、フィールドワークなら、ちょこちょこつまみ食いでいろんな世界を楽しめる! しかも。学科のフィールドワークは、教員が自ら現地に足を運んで開拓したプログラムなので、他大学ではおよそ見かけない、唯一無二の個性派プログラム! というわけで。その触りをご紹介。

まず。8月下旬に出発するのは、ガーナ🇬🇭チーム。先進国がAIの発達により “身体性” が希薄になっていく中で、彼らはドラム音楽がかかっていれば、自然に体が動いてしまうほどの感覚派。いわゆる “非認知能力=数値化できる “認知能力” とはまた違う能力を、現地で思いっきり養ってこようという計画。今年は現地の人たちをたくさん巻き込んだ『ダンスフェス』を学科生たちが企画中です。

次、9月頭に出発するのは、中国🇨🇳チーム。目玉はやはり『何もない草原』でしょうか。内モンゴル自治区で、モンゴル民族の伝統文化を教えてもらったり、砂漠でラクダに乗る体験をすることで、日本にいる時の自分が全く違うものに視えてくるはず。
もちろん現地の学校にも行きます。内蒙古大学外国語学院と、内蒙古師範大学盛楽キャンパスでのプログラム。呼和浩特(フフホト)の市内は、周辺地域の草原地帯からは想像できない大きな町なので、今回は、内モンゴルの田舎と町の両方を体験できる内容になっています。

中国チームの後を追って欧州に旅立つのは、オランダ🇳🇱チーム。今年はライデン大学へ行き、現地の学生たちとのディスカッションや交流に励みます。
ライデン大学といえば、オランダ首脳やアメリカ大統領、英国首相を排出した国。英語ベースで同世代といろんな意見を戦わせることで、世界観がグッと広がるはず。オランダ人は英語を話しますが、母語ではないので、比較的こちらにも理解しやすい英語を使ってくれるのがありがたいところ。
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今、学科生たちは一生懸命、下調べや現地でのイベントの下準備に邁進中。いろんなカラーのフィールドワークが用意されているので、今年は欧州と国内、来年はアジアと大学キャンパス、再来年はアフリカとアジア、といった形で、広範囲の文化を網羅することができるのも、学科のフィールドワークの特徴。
「学科の企画は濃くて面白かった!」「本当に行ってよかった!」その言葉を聞くために、教員&職員たちも今準備に一生懸命。
たくさんの楽しい報告を、どうぞお楽しみに☆