国連UNHCR協会主催の難民映画祭は今年、第20回めを迎えます。例年に倣い、国際コミュニケーション学科は、上映作品『希望と不安のはざまで』の “映像翻訳” として参加させてもらいました。明星大学でも特別上映会を実施します。

上映作品:『希望と不安のはざまで』 独裁政権からそれが崩壊するまでのシリアの社会を舞台にしたドキュメンタリーです。
日時:12月6日(土) 明星大学日野校 入場無料。以下のリンクからお申し込みください https://www.jvtacademy.com/lmc/meisei/2025/
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国連UNHCRの作品を手がけさせてもらっているのは、青山学院大学総合文化政策学部の「映像翻訳ラボ」と、明星大学国際コミュニケーション学科の「映像翻訳」の講義を履修する学生達のみ。学生時代に、一般社会で上映される映画の翻訳にリアルに携われる=とても貴重な経験が得られるとあって、学生達にもとても人気の授業です。
それを担ってくれているのが、日本映像翻訳アカデミー(JVTA)の桜井先生。今年は1年から4年まで20名がこの授業を受講。翻訳はその映画に映し出された場面の背景、歴史、政情などさまざまな知識がないとできないことから、シリアを舞台にした作品のために、学生達はまず、近代シリアの歴史や宗教、アサド政権が崩壊した時の状況など、バックグラウンドを理解することから始めました。
4-5人のチームに分かれて、それぞれのパートを訳していくわけですが、実にハードルが高いのが【どの言葉を選ぶか】ということ。言葉の選び方によって、表現のニュアンス、温度感、観客に伝えたいフィーリングがまるで違ってしまいます。そのあたりの制作の裏側を、国連UNHCR協会様が、学科の学生達に取材をし、こちらの記事にまとめてくださいました↓↓↓↓
ご覧いただければ、より一層、学科の映像翻訳の授業内容についてがわかるかと思います。
https://www.japanforunhcr.org/news/2025/rff-meiseidaigaku
いつも本学科の学生達の実になる経験を与えてくださいますこと、心より御礼申し上げます。
