ユネスコの世界遺産にも登録されているタンザニア・ザンジバル島のストーン・タウン地区。
小さいながらにヨーロッパ・アジア・アフリカのエッセンスがほどよくミックスされた “異文化の博物館”を、10日間の予定で訪問します。
学生たちはグループで歩きながら、まるで宝探しでもするように、「ジャンボ!」と気軽に声をかけてくれる人々に触れ、未知の体験ゾーンに足を踏み入れていきます。それはもちろん実際上のエリアも、心のエリアも。
「ザンジバルには“バラザ”と呼ばれるスペースがあって、そこで現地の人々は朝から晩までおしゃべりを楽しんでいます。“バラザ”は誰もがくつろげる憩いの場。そこでまず自分たちはもちろん現地の人たちとも“心の壁”を超え、ザンジバルを訪れる前とはまったく違った世界観が再構築される、そんな経験をしてもらえたらと思っています」とは担当教員の菊地先生。
「アフリカに対する見方が、180度変わりました」とは2年連続参加のoさん。
現地の、人と人との距離の近さが、自分の何かを変えてしまう。
心から喋り、心から笑い、心からその瞬間を楽しみ、生きるのにあまりにも一生懸命な現地の人々。彼らが紡ぎだす『殻に入っていない生々しい世界』が、“これまでの当たり前”を“これからのナゼ?”に必ずや変えてくれます。