国際コミュニケーション学科の縁は、世界に広がっています。
本学科のキャンパス内実践型授業として毎年行われている明星サマースクールにメキシコから参加していたアントニオくんが、今度はメキシコの現地学校法人の橋渡し役となって、学科の学生の受け皿を作ってくれました。
プログラムのテーマは【メキシコシティで世界英語を体験する!】
メキシコの国立工科大学観光学科の学生にとっては、英語は第二外国語。
明星大学国際コミュニケーション学科の学生にとっても、英語は第二外国語。
互いに自国の文化や相手国についての研究などを、第二外国語でプレゼンテーションし、意見を戦わせて、互いの理解を深めようというもの。
ラテンの大地では、底抜けに眩しい青空が待っていてくれました。
「現地の人と“死者の祭り”に参加しました。日本の文化の中では不気味に感じられる“死”や“骸骨”さえ、陽気なお祭りに仕立てあげてしまうメキシコの人々の価値観はショックでした。同世代のメキシコ人学生の積極性にもかなり刺激を受け、帰国する時には自分も勉学、そして大学生活そのものに対して非常に前向きになっていました」とは、決死の覚悟で参加したというKくん。
担当教員の田中先生は言う。「学生ひとりひとりが、人種や性別、国籍の違いを超えて異文化に一人の人間として関わることで、トランスナショナリティが構築できればと思っています」