中国のフィールドワークは、少数民族が暮らす内モンゴル自治区のフフホトが舞台。学生たちは海外実習の事前準備として、前期に中国や内モンゴルに関する基礎知識、生活習慣や言語文化・発想の違いについて学びます。そして実際に現地に到着したら、モンゴルの伝統文化を体験するために草原ツアーに出てパオに宿泊、郊外を巡りざっと空気感を理解したところで、フフホト市に戻り、内蒙古大学外国語学院と内蒙古師範大学盛楽キャンパスを公式訪問、現地で日本語を学ぶ学生たちとの交流が始まります。

授業は、フフホトの日本語学科の学生達とお互いの言葉を交換し合いながら、こちらの学生も中国語を学ばせてもらうスタイル。日本語学科の授業を聴講しながら、各チームで事前に準備した日本の文化についてのプレゼンテーションを行います。テーマは、日本のアルバイト文化/恋愛文化/家族観など。現地学生とともに食事をし、街中を案内してもらいながら、さまざまな考え方の違いなどを学んでいきます。


「中国の学生は1日に17時間勉強することもあると聞いて驚きました」「参加前は不安でしたが、フィールドワーク中に現地の大学教員と学生と私たちで一緒にカラオケに行く機会もあり、とても楽しかったです。向こうの教員は学生との距離がとても近く、同じような感じで私たちにも接してくれたので、帰国後もWeChatを通じて立場や年齢を超えた交流が続いていてとてもうれしいです」「百聞は一見にしかず、ニュースの情報とは全く違う中国の地方都市を知ることができたのが、最高の収穫でした」

報道等による情報から勝手にイメージする世界とはまるで違い、街中の人からも普通に『良い旅になりますように』とエールを頂いたり、温かな親切を頻繁に受けたという学生たちは、ニュースとは違う“もう一つの中国”を頭の中に想像できるようになります。


