開催ぎりぎりまで、通常通りの “対面型” で進めていたところ、急遽オンラインへの変更を余儀なくされた今年のサマースクール。(学科の学生と国際ボランティアが共同で、近隣の子どもたちに英語を教えるプログラム)
「えーっ、今から教材作り直し!?(涙)」という学生たちの悲鳴も聞こえる中……「残された時間はたったの2週間。愚痴を言ってる暇はどこにもないよ、笑」。前向きな学生に引っ張られるように、「やるしかない」「やるのだ!」
夜中まで続いたミーティングと、学生全員で手分けして作ったオンライン用の教材。中には泣きながら作業をこなした学生もいたけれど、最終的にはなんとかカタチが出来上がりました!
今年の国際ボランティアのメンバーは、オンライン参加だった分、その国籍バリエーションは想像を超えていました。明星大学の提携校のタイ、ハンガリー、ルーマニア、ベラルーシからの参加だけれど、昨今は、別国籍からその大学に留学、経由してサマースクールに縁あって参加、という人も増えているため、シリアやヨルダンからハンガリーに留学している学生がボランティアとして参加してくれたり、偶然ご縁があって来てくれたクルディスタン大学の学生や、イラク出身の女子学生なども。サマースクールのネット上は、それこそ民間万国博覧会のようなメンバーで構成されました。
「大変といえば大変でした……でも参加してくれた子どもたちが少なめだったこともあり、今年は1名の子どもの英語を、3名の学科学生&国際ボランティアで支えるという、子どもたちにとってはめっちゃ贅沢な英語学習の機会となったんですよ」
普段決して触れ合うことのない国籍の人と交わした言葉は、必ずや、小学生の心にも響いたはず。学科の学生たちも、ゲームやクイズなどをたくさん作って、子どもたちを盛り上げてくれました。
来年こそ、face to faceで会えるといいね。See you in next summer!