みなさん、山梨を中心に展開している “るうふ” という古民家一棟貸しホテルをご存知ですか?
https://loof-inn.com
実はここ、学科を2011年に卒業した保要佳江さんが起業して始めた宿。現在は山梨に5棟、千葉に1棟、全6棟の古民家宿を運営しています。
ホテル業界では、一目置かれる存在に成長した “るうふ” ですが、2014年に立ち上げるまでは、保要さんもベンチャーで働いていた普通の社会人でした。
ただ、その後の起業のきっかけは、学生時代に遡ると言います。
卒業前、学科に在籍していた時には、農業研修施設のアジア学院でボランティアをしたり、アイルランドのリムリック大学に留学したり、フィリピンのスタディツアーへ行ったり。
社会に対して課題解決意識を持ち、国際協力関係の仕事を目指してさまざまな活動をしてきた保要さんですが、ある時出会った人にこんなことを言われます。
『身近なところを変えることができない人が、世界を変えることはできない』
保要さんは自分が2歳から高校生までを過ごした山梨県笛吹市芦川町が、人口400名、“限界集落” の危機に瀕していることを知ります。
『自分が育った集落を、なんとか活性化したい!』
その想いと情熱がつながったのが現在の仕事。
学科から誕生した女性起業家のものがたり。道なき道を切り拓きカタチを作ってきたのは、いつも「とりあえずやってみよう!」という精神でした。まさにそれはアクティブラーニングを実践する学科が大切にしているマインドと一緒です。
そんな保要さん、卒業から10年を経て、学長と対談することになりました。
学科生だった学生時代を遡ってのインタビュー、お楽しみいただければ幸いです。
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