どこかへ行きたい。けれど海外へは行きにくい昨今。
なんとかして、そのささやかな願望を叶えてくれる方策はないのかな?
そうだ!なら大学の最先端の情報技術を使って、ジョージアに縁がある学科がアプリを開発して、実在のレストランにやってきたお客さんを、ジョージアへの小旅行(バーチャル)に案内してあげようよ♫ そうだ!そのコンテンツが面白ければ、来客数が減っているレストランにも貢献できるかもしれない!……という、地域貢献型産学協同プロジェクト。
2月15日(火)には、学科のAR班の学生たちが、八王子にあるレストラン【TOUMAI】を機材と共に訪れ、授業で作り上げたVRアプリを、レストランスタッフや、食事に訪れた一般客の皆さまに使ってもらい、共に楽しい時間を過ごしました。
お客さん→「へえ〜!VRゴーグルなんて、初めてつけたよ」 学生→「覗いてみてください。実際に現地ジョージアの学生から送ってもらった写真で作った風景を、360度堪能してもらえます」 お客さん→「なるほど。おおっ!本当にジョージアのワイナリーだ! 面白いねえ。これ見ながら一緒にワイン飲めば、確かに行った気になる!?笑」 学生→「ですよね、笑。大丈夫ですか?酔いませんか? 初めての人だとVRで酔う方もいらっしゃるので」 お客さん→「そうだねえ、ワインで酔ってるんじゃなくて、これ、VRで酔ってるのかな、ハハハハ」
一般のお客さん×明星大学の学生。何が面白いって、VRをネタに、そこにたくさんの笑いと温かな交流が生まれたこと。
お客さん→「学生さんもいろんなこと考えてるんだねえ。とっても面白かったよ!頑張ってね」 学生→「ありがとうございます!」
商品化までは至らなくても、自分たちが積み上げてきたことがこうして社会に生かされるという体験は、社会人手前の学生さんたちにとって、単なる授業を超えた授業として、なんらかの記憶に残るはず。
学科が推し進める『アクティブラーニング』は、机上を超え、教室を超え、大学構内を超えて、社会での即戦力となるスキルとマインドを、実践型授業の中から育てていきます。