日本はまだ水際制限がなされていますが、一足先に欧米各国では、コロナ前の普通の日常が復活している模様。イギリスではパブが連日大賑わい、マスクをしている人はほぼゼロで、アイルランドも米国から里帰りをしている人たちでごった返し、ホテルも満室とのこと。
そんな中。学科も後期から留学の送り出しがゆるりと始動。今年は3年生の8名が、オーストラリア・米国・カナダ・英国に向かいます。ほんのりとしたワクワクを横顔に見せながらオーストラリア(クイーンズランド大学)への出発に向けた準備に没頭する2人を直撃。中丸大樹さん(左)と野本幸志郎さん(右)に話を聞きました。
Q 長い長い待ち時間でしたね。キャンパスへの登校制限がなされていた間の大学生活はどんな感じでしたか?
【野本】 パソコンがキャンパスという状態は本当に楽しくなくて、モチベーションをキープするのが大変でした。課題の相談も誰にも相談できないし、履修登録も迷っていても訊ける相手がいない状態は、かなり孤独でした、笑
【中丸】 僕もそうでした。小さな頃にグアムやオーストラリアなどに親に連れて行ってもらい、さらに高校になってからは洋楽が好きというのもあって、まさに“留学のため”に学科に入ったようなものでしたから、毎日「俺、なんのために大学に入ったのかなあ?」と自問自答する日々でした。
Q 学科入学前から明確な夢があったんですね?
【野本】 はい、僕は米国映画が大好きで、特にピクサーの映画に小学生の時にどハマりしてから、何かそれに関係する仕事を将来やりたいなと思うようになりました。それがより明確になったのは高校生の時。試写会で通訳者の人を見て、自分もそうなりたい!と強く思うようになりました。そんな時に学科のHPで『映像翻訳』の授業があることを知り、オープンキャンパスで模擬授業を体験、非常に面白かった。そこからは、目標は全くブレていません、笑。いつか通訳者になりたいと思いながら、1週間に3-4本は映画を必ず観る日々を過ごしています。
【中丸】 俺は親が外資系の会社に勤めている関係で、家庭内の環境に海外が割と身近にありました。将来は人の役に立つ仕事がしたい、人々が暮らしやすい社会に直結する職業に就きたいという気持ちがあり、オープンキャンパスに来たところ、学科では単なる英語学習を超えて、国際関係や経営にまで及ぶ授業が受けられることを当時出会った学科の先生から知ったんです。今のうちに学科でそれらを学んで、昔行ったオーストラリアへ留学してもっと深く知る、そこから派生して近隣諸国のアジアのことも知る。そうしているうちに就職への足掛かりが掴めそうだなと思ったのが、学科に入学したきっかけです。
Q 辛かった時期を乗り越えての留学。寮生活だそうですが、現地で何がしたいですか?
【野本】 僕はまず、ビーチに行きたい!!広い空の下でのんびりしたいです、笑。 映画を見てご飯を食べて、カンガルーを愛でてコアラを抱っこしたいです。コアラ、絶滅危惧種だから抱っこできるのも今のうちかも!? 予定期間は4ヶ月です。
【中丸】 6ヶ月行っている間に、英語を話せるようになりたいです。で、友達たくさん作って、いろんなことを見聞して遊びたい! あと今ハマッてる筋トレを継続して頑張って、サッカーなどにも挑戦したいです。
出発日はもうまもなく。
南半球の太陽の下、貴重な時間をのびのびと楽しんできてくださいね!!