毛利ゼミでは、明星高校の300人相手の出張授業に向けたリハーサルが着々と進行中。
高校生に “フェアトレード(SDGs)とは何か” を伝える授業をするとなれば、「飽きない工夫が必要だよね」「生活に密着した事象から説明してあげれば?」「アンケートとかも楽しいよね」。というわけで、学生自らが考え出した創意工夫に満ちた60分授業ができあがりつつある今日この頃。
授業の導入は、googleアンケートを利用した参加型。QRコードで呼び出されたアンケートに答えると、目の前のスクリーンで自分の回答が入ったグラフを見れる仕組みを作った。「これでツカミはOK! 高校生もこれを見れば気持ちがスッと授業に入るはずですから」
次に始まったのは “フェアトレードクイズ” 。「Q フェアトレードマークはどれ?」「Q 日本人は年間どのくらいの額をフェアトレード商品に消費している?」「Q 1番普及している国はどこ?」などなど。 “フェアトレード” についての理解が深まったところで、「クイズ!あなたの身の回りにあるフェアトレード商品を探してみない?」。で、聴講生全員、スクリーンに大注目。
リハーサルでは、ゼミの学生が会場の高校生になり代わり、質疑応答。演台上のゼミ生は、授業を盛り上げようとジョークで笑いを取りながら、明るいノリで講義を進行。
その堂々とした話っぷりは、すでに立派な先生のよう。ゼミ生は高校生と年齢が近いということもあり、共感性の高い、充実した授業が提供できそうな予感……。
明星高校の皆さんがどんな反応をしてくれるのか、今からとても楽しみです。