現在、学科の菊地ゼミメンバーは、タンザニア・ザンジバルに絶賛フィールドワーク中。コロナ禍を経て実に2年ぶり。やっと長い長いトンネルを抜け、元気に出発しました。
それに先駆けて、学科ではENIJE & Africafeイベントが行われました。ガーナの文化を教えてもらいながら、ヒトとしてのエネルギーがお腹の底から躍動するような時間。日本にはない “ナニカ” に刺激され、学生達の五感が開きっぱなしになったのは、言うまでもありません↓↓↓
ENIJEを経て次に行われたのが、Africafe。今年はAfricafe史上初、キャンパスを離れて、多摩センターのパルテノン多摩からストリーミング配信で行われました。さらに今年は、“ 協業” を大切したいというポリシーから、開催企画は国際コミュニケーション学科と情報学科の“ 協業” 。
アフリカ系としては日本で初めて京都精華大学の学長となった、マリ出身のウスビ・サコ先生に単独インタビューを行いました。
学科の学生と一緒に、『教育と未来』について語りあった時間は、大変に有意義なものとなりました。
「世界はもともと多様性に満ちているものなんだ。だから日本でも多様性をと声高に叫ぶのではなく、そこに既にある多様性をちゃんと認めてあげればいいんだよ。日本はなんでも相手と “同化” が “共感“することを良しとしますが、そもそも多様性はそこにあるんだから、相手と自分が“違う“のを楽しむ、そして違うことで生まれる相互の “反響音” を楽しむ。“響き合う“ことは“同化”よりももっと面白いよ」
「君たち若者には“俺たちの時代は俺たちで作る”という気概で世に出て行って欲しい。教員が君たちに教えることは、もう昔の時代の出来事なんです。君たちは君たち自身の時代を、自分の手で作っていけばいい。それでいい」
海外をたくさん知るからこそ、『日本』を俯瞰しながら出てくる数々の愛ある言葉。
ウスビ・サコ先生のなんのてらいもないド直球の熱い気持ちが、たくさんの学生の気持ちの殻を破ってくれた授業となりました。