学科で今年から取り入れ始めたキャリア講座。一般社団法人日本キャリアパスポート協会からファシリテーターがいらしてくださり、1年生を対象に、一人ひとりが自分のキャリアと向き合える機会を作る取り組みをしています。
そもそもキャリアとは、一人一人の個性に合わせて育まれていくもので、方向性やゴールは必ずしも一つではないはず。それを、プログラムを提供してくれるファシリテーターとともに考え、自分の足元を見つめることで、『ぶれない自分軸』『他に惑わされない歩く道』を学生のうちに作っていこう、という試みです。
昔は社会が作った仕組みやレールに乗っかっているだけで、なんとかなっていたところ、現在は先が読めない時代(VUCA)。そんな時代には、より自分の足元と道がしっかり見えている人の方が、いざというときに強い(ぐらつかない)。さらに言えば、課題への対処を自分自身の軸でできる(自律)ことを、社会が望む時代に入った。という学科の読みが、キャリア講座導入の礎となりました。
今回やったのは、入学からこの夏までの個々の振り返りと、そこから導き出される、夏休み&後期への課題の確認。学科に在籍している学生の大学生活を、より充実させるために。学科では積極的に外部の力もお借りして、学生の “歩く道” をサポートしていきます。