学科では、学びをより深いものにしていくために、高校への『出張授業』を行っています。
『高校大学連携の出張授業』とは。
学科の学生にとっては→相手に何かを伝えることにより、より理解が深まる。高校生にとっては→年上のお兄さん&お姉さんとの接点ができることにより、3年後に迫った大学生活の輪郭をより具体的に描くことができる。
という、大学生&高校生の双方にとって、WINWINな企画。
今回、毛利ゼミの4年生が訪問したのは、明星高校の1年生の3クラス。
探究学習の時間に合わせてこちらから訪問、『人文学部でSDGsの学びを深める』というテーマのもと、学科の学生から体験授業を提供させてもらいました。
ワークショップの中身は→→→「フェアトレードとSDGs~おいしいチョコレートの真実~」。
フェアトレードも、SDGsも知らなかったという高校生たちは、自分達の身近にあるチョコレートがどのような過程を経て生産されているのか、その裏側を知り、社会への洞察をかなり深めた模様。「これからはチョコを買うときにも一瞬立ち止まって考えて購入しようと思います」
一方、学科の学生も何日も準備して臨んだ舞台。
「相手に伝えるには自分の考えをまずまとめることが先決。ここが結構難しいんですよね。自分だけが理解していればいいと思っていたことを、もう一つ先に進め、相手に理解をしてもらう。やっていくうちに『あれ?これこそ、“コミュニケーションの実学” だ!』 と楽しくなってきました。高校生、とっても可愛かったです。また機会があれば、別の高校にも行って、出張授業したいです!」
高校と大学の連携教育への取り組みは、日常から少し離れた新たな学び。
学科では、学生プロデュースな出張授業を希望してくれる高校を、常時募集中です。ぜひお声がけくださいね。