“学祭を訪問する” のではなく、“大学生と一緒に、学祭出店の運営側にまわっちゃう”。そんな体験が高校生のうちにできたら、どれだけ秋がワクワクする季節になったことでしょう!?
毛利ゼミはそれを、明星祭10/7(土)で実現させました。「フェアトレードのお店を明星大学の学祭で出してみたい!」。そんな積極的な声を上げてくれた明星高校の学生さんたちを、毛利ゼミのメンバーが全面的にサポートする形での出店。テーマコンセプトは【知ってる?フェアトレードのこと】
「フェアトレードって今ひとつ分からないんだけれど、もう一度説明してもらえますか?」
「公正な取引っていう意味だよ。普通の流通ルートだと中間マージンなどがたくさん入って、現場で実際に珈琲豆を作っている生産者が想像を絶する低賃金で働いているという現状があるから、それを是正しようよ、生産者と消費者がフェアな関係を紡げる流通ルートの商品を買うようにしようよ!というムーブメント。チョコやコーヒーなど、生活に密着した製品も、モノによってはフェアトレード認証がつけられ、公正な取引が行われている商品だということを証明しているんだよ。よく見ていると、コンビニにもあるんだよ」
「今回のこの珈琲豆は、どこ産ですか?」
「ミャンマー産だよ」
「え?珈琲って、エチオピアとかタンザニアの高地で採れるイメージだけど、ミャンマーもあるんですか?」
「あるある。ミャンマーって東南アジアだから南国なイメージあるけれど、中央山間部にあるユワンガンっていう街は、標高が2000mもあってコーヒープランテーションが有名なんだよ。これはそこで作られた珈琲豆。しかもフェアトレードベースで流通してる商品だから、なるべく中間マージンをなくして、生産者の取り分が多くなるよう、配慮された商品。明星学苑は今年創立100周年だから、こんなロゴもつけてもらったよ」
自分たちの学びをそこで終わらせることなく、さらに高校生に伝えて話をすれば、内容もよく理解されて、その深度は2倍に♪
「いらっしゃいませ〜♪」
「あらまあ!大学生と一緒に高校生も頑張ってるの? じゃセットでいただいていこうかしら」
なかなか縦の年代でつながることが難しい時代。毛利ゼミの学生たちも、かわいい年下が手伝ってくれて、楽しそう。
次は11/21(火)-23(木)に、明星大学構内の学食で開催します。
生産者と消費者の良い関係を紡ぐことに、毛利ゼミとして協力したい。『より良き世界への一歩!』に興味がある人、ぜひ上記期間内に学食に遊びに来てくださいね。毛利ゼミのメンバーが、“渾身の一杯” でおもてなしさせていただきます!