まだまだ肌寒い初春。「私はずっと卒業までの日をカウントしてました。今日それがついにゼロになりました!」。そう『卒業まで0日』。明日からはそれぞれ、新しい道へと歩いていきます。
今年卒業する学科生が入学した2020年は、まだ新型コロナの真っ只中。入学式もなく、新入生オリエンテーションもない中、パソコンの画面だけを見つめながら、本当に大学生のなったのかの確証を持てずにいた人も多かったに違いありません。答辞を読んでくれた森田さんが、学生生活での思い出を語ってくれました。
「ようやく2年生になり『一緒に学食に行こう!』という会話に溢れた時のワクワク感は今でも鮮明に覚えています。zoomで話していたクラスメイトが、目の前にいる不思議さ。そして対面授業が始まった時のありがたさをひしひしと感じました」
森田さんが国際コミュニケーションの授業を受ける中で、自分が大きく成長した機会だったと思えるのが、明星サマースクールプロジェクト、オーストラリア留学、フェアトレードカフェ、マレーシアフィールドワークなど、学科が特に力を入れているアクティブラーニング系授業だったのだそう(詳しくはFieldwork Reportをご覧ください)。
「単に英語を学んだだけでなく、異なる文化や価値観をもった仲間たちとの出会いからさまざまな考え方を学んだり、日本人特有のわびさびを再認識する機会があったり、時には自分の意見を積極的にアピールするコミュニケーション能力を学んだり。それらの刺激が、私自身の成長に大きな影響を与えたことは間違いないと思います。これらは社会人として働く上で大きな糧になった、そう思います」
そう、国際コミュニケーション学科は、コミュニケーションが苦手な人にとっても自己改革が叶えられる場所。AIが発達すればするほど、コミュニケーション力が問われる時代になるって、世界のトップエリートたちも言ってたっけ。
おめでとう!頑張ったね!の声が飛び交う授与式、最後は卒業生全員で、『卒業までゼロ日』ポーズ! どうかこれから羽ばたいていく卒業生たちに、良き道が拓けていきますことを☆