学科の毛利ゼミで絶賛活動中の『フェアトレード・カフェ』。
グローバルサウスと言われる国々の労働者と対等な雇用関係を結んだ商品を生産→購入していこうというのが、フェアトレード。
毛利ゼミでは、世界の格差を是正していくことに少しでも貢献しよう=持続可能な社会を作っていこうと、フェアトレードとして売買されている珈琲豆を使い、大学の食堂をお借りして、ゼミ生主体で毎年、期間限定カフェをオープンしています。
今回その売上金をゼミで寄付したことにより、感謝状をいただきました。
最近はゼミ生有志により(石橋万穂さん他2名)instagramもスタート。こちら→ @fairtrade_mouri
何が面白いって、学科のこれらのプロジェクトはほぼ、学生の手によって作り上げられているという点。
ゼミのプロジェクトが進行している模様も、石橋さんたちにより、逐一更新されています。
「フェアトレードって、言葉自体あまりまだ知られていないと思うのですが、でもこれ、知っているのと知らないのとでは世の中の見え方自体が変わる。だからその商品を買う買わないは別にして、まずは知ってもらえたらうれしい→知ってもらうことから始めよう、って思いながら投稿してます」と、石橋さん。フェアトレードは、毛利ゼミに入ってから知った新しい世界だけれど「国際問題を自分ごととして考えられる。それがなんか素敵だなって思うんです。だからこれからゼミの選択に入る2年生にもこのゼミでやっていることを見せてあげられたらいいなあ、毛利ゼミ全体を知ってもらえたらいいなあ、と思いながらやってます」
石橋さんはこの活動をインスタにあげ始めてから、自分でも府中の行政がやっているフェアトレードタウンにも参加、学外での活動も一気に広がっているのだそう。
「一言で言うなら、自分たちが自分たちでやってる感のある “ACTIVE CAFE(アクティブ・カフェ)” かな」
学科のフィールドワークは、内容をあらかじめ知っていて入学したという人よりも、全く内容は知らなかったけれど、学科の先生の人柄に惚れ込んでついて行ったら、気づけば面白い体験を夢中になってやっていたという人が多いのも特徴。
そこでこっそり質問。毛利先生ってどんな先生ですか?
「人間がとてもできている学科のお母さん」「アットホームだけれどやる時はやるというケジメがいい」「卒論の書き方を、マインドマップ制作から教えてくれるところが分かりやすくて素敵」「学生を信じて伸び伸びとやらせてくれるところが最高」「時々おっちょこちょいなところも、笑、実は可愛いんです」
そんな毛利先生率いるフェアトレードゼミは、この5月「ミリオンアクションキャンペーン」にも参加。
※ 1アクションにつき、1円が途上国の生産者への寄付になるというキャンペーン。
毛利ゼミのゼミ生になると、大学構内のセブンイレブンに行っただけで、頭の中は世界の果てまでが想像できる自分になるらしい。そのココロは→商品にフェアトレードマークがついているかが気になり、その背景に編み込まれた国際情勢が想像でき、国際社会に意識が向くから、笑。
ますます目が離せない毛利ゼミの活動のこれから、ぜひインスタの@fairtrade_mouri でご覧くださいね