今日は新1年生履修の『基礎研究』の中間発表会でした。
学科の良さは、アットホームな箱の中で自由自在に各人が交流できること。
今日は各クラス内で構成されたそれぞれのチームがさらにシャッフルされ、クラスの枠を飛び越えて新たな場を結成。
そこで自分たちが調べたもの&制作した動画等を発表する日でした。
お題は【学科で行われている授業について】
学科には世界各国でのフィールドワークやサマースクールなど、単位が取れるさまざまな活動があります。
今年の基礎研究では,様々な特色ある授業をめぐって後輩たちが先輩や担当教員にインタビューを行って発表し,得られた情報を共有する場となりました。
ところで。『基礎研究』ってどんな授業なんでしょう?
大学での学びと高校での学びはまるで違います。アカデミックスキルの基礎から学ばなくてはなりません。
ノートの取り方、プレゼンの仕方、グループ活動から協働学習に至るまで。
だから大学に入学するとまず『勉強法を勉強する!』授業を受けることになります。それが『基礎研究』。
多くの高校で、教員から学生への一方通行だった授業は、大学に入ると自分たちが自主的に学んでいくスタイルへと変化します。
ってどういうことかというと。
学科の教員がやるのは、アカデミックスキルを携えた大きな器を用意して、学科生の自主性を信じて見守ること。
そして、学科生がやるのは、単なる知識の受け売りではなく、自分たちが自分たちの頭で考え、そこから導き出された自分なりの回答を、外に向かって表現していくこと。
表現するって、実はいろんな作業を経ています。
知識を得て、考えて、腹落ちさせて、それをどうすれば外部の人に伝わりやすくなるかをまた考えて、テキスト、写真、動画を使いながら、周囲に分かりやすく説明する。
これは実は、自分たちをもう一度、底から掘り起こしているのと同じこと。
先生から伝えられる「こうなればこうなる。」という単なる知識の上滑りではなく。
自分で探した「これはこうだったからこういう展開になるかもしれない→きっとなってゆく」という新たな学びの掘り起こし。
やっぱり大学ってタノシイ!
中でも国際コミュニケーション学科は、“自分の好奇心由来の道を、自分でつくっていくチャンスがたくさんある”!
“ たくさんのワクワクを育てよう” 、そんなキャッチがよく似合いそうな『基礎研究』中間発表会でした。