現代人が1日に受け取る情報の量は、江戸時代の1年分。そして平安時代の一生分。
その情報も、生成AIによる動画までが加わり、どれが現実のものなのかさえよくわからない時代。
では情報を浴びている量の分だけ、ヒトが賢くなったのかといえば、そこは謎。
百科事典のように頭でっかちになっているけれど、実際にやってみると『思っていたのと全然違う〜!』

アクティブラーニングに力を入れてきた学科は、そんな時代だからこそ、“現場” を大切にしています。
新しい試みとして始まったのが、『隣の外国人との共生を模索する』活動。
具体的に言うと、外国人技能実習生を受け入れている監理団体を訪問、そこで彼らに日本の文化を教えたり、近隣の散歩に連れ出したり、パソコンの使い方を教えたり。
または日本に働きにやってきた両親をもち、日本で生まれ育った子供たちに、学校の宿題を教えたり。
日本の経済を支えてくれる彼らが日本の文化に溶け込みやすいように、様々な側面からサポートをするのが、学科としての実践授業です。
言い換えれば、国内にいながらにして、多文化理解を深め、多文化共生社会に貢献していくのが、学科のミッション。


2025年に入ってからは、府中にある『れいめい事業協同組合』でを訪ね、ネパール人の技能実習生たちと一緒に、そば作り体験をしたり、お台場を案内したり。
「遠くへ行かずとも、まずは隣の外国人!」
情報に紐づいた “実践” を目指し、学科は学生さんたちにたくさんの “経験” を促していきたいと思います。