昨年に引き続き、今年も米国ジョンズ・ホプキンス大学(以下、JHU)で日本語を学んでいる学生さん達と国際コミュニケーション学科の3年生の間で、およそ7週間に及ぶ会話エクスチェンジが開催されました。 今年の参加者は総勢27名と昨年よりも大幅に増加。JHUの学生が日本語でインタビューに応えるのと同じ時間、こちらの学科生はそれに英語で応えるという、文字通り、二カ国の学生が『会話を交換する』プロジェクトです
なぜ学科が情報学科と組み、横断的プロジェクトを行うのでしょう?(後編)
(前編に続く)ジョージアフィールドワークで学生達のプロジェクトの進行を見守ってきた川又先生はこう言います。 「大前提として、ヒトは個々でもかなり持ち得る文化が違いますが、国際コミュニケーション学科と情報学科とでは、ことさら物事の思考法から感性に至るまで、持っている “文化” が本当に “違う” 。社会に出たら、企業ではそういう “違う” 人たちと組んで、パフォーマンスをあげていく必要に迫られます。
なぜ学科が情報学科と組み、横断的プロジェクトを行うのでしょう?(前編)
みなさんは日常生活でふとした時に、「あの人とは考え方が似てるからウマが合うな」とか「あの人とは考え方が真逆だけどその分、お互いの穴が埋まるな」などと感じることってありませんか? そうなんです。企業においては、技術専門職(職人)は営業専門職(コミュニケーション職)との良いタッグが組めてはじめて業績がぐんと伸びるように、あえて考え方の違う相手とチームを組むのが、社会人であるとも言えます。学生さん達の卒
Africafe 2021、今年のテーマは “ウブントゥ”!? 海外ゲストも交えて熱く語り抜きました
“ウブントゥ” ってなに? それは南アフリカのズールー語で『人であること』や『人間性』を表す言葉。 コロナ禍になってから随分『分断』や『孤立』という言葉が目立つようになりましたが、人ってもともとはそうじゃなかったよね?というところが、今年のAfricafeのテーマ。 サブタイトルは【人と繋がり、笑顔になろう】 アフリカの人々の生きる哲学 “ウブントゥ” は、生活のここかしこに根を下ろし
コロナ禍のキャンパスライフ、ぶっちゃけどんな感じ?(4年生前田さんの場合)
「僕の場合、ちょうど3年の初めくらいからコロナが始まり、大学の授業は、ほどなくオンラインになりました。正直に言うと……笑 悲観する意味がないと考えれば、むしろ用事がある時には大学に来なくてよくなるから、勉強の時間を自由に取れるという意味で『ラッキー♪』と思いました」。そう話してくれたのは、今4年生で卒業を控えた前田和紗さん。 「オンライン授業ですか? 僕はとてもやりやすかったです。というのも。対面
学科から誕生した女性起業家のものがたり
みなさん、山梨を中心に展開している “るうふ” という古民家一棟貸しホテルをご存知ですか?https://loof-inn.com 実はここ、学科を2011年に卒業した保要佳江さんが起業して始めた宿。現在は山梨に5棟、千葉に1棟、全6棟の古民家宿を運営しています。ホテル業界では、一目置かれる存在に成長した “るうふ” ですが、2014年に立ち上げるまでは、保要さんもベンチャーで働いてい
社会課題解決型授業で、明日の地球に貢献しよう
“ 自分たちが生きる世界が、今日より明日、少しでも良くなっていたらいいな ” “ 人間の活動が少しでも地球とって優しいものになっていけばいいな ” そんな願いを生活空間の中に落とし込んで、授業として学べるのが毛利ゼミ。 「僕自身はこのゼミに入るまで、“ 社会的弱者” を意識もしたこともなかったし、SDGsにもそれほど関心がなかったんです。普通に暮らしていたら気づかなかったことが、このゼミをきっかけ
技能実習生受入れ施設を、学生有志と訪問しました。
学科は学生と教員の距離が近いのが魅力。教員が知る世界をそのまま、学生にお裾分けすることも日常的です。 秋も深まる某日、菊地先生と有志の学生が、府中市にある技能実習生受け入れ施設『れいめい事業共同組合』を訪問しました。 お目当てはイベント【国際コミュニケーション座談会 “世界とつながる仕事を作る!”】主催は施設長の福崎龍郎さんと、ケニアに30年あまり在住している早川千晶さん。 「異文化」「異業種」「
学科の卒業生の今。オリンピック・パラリンピックで国際審判。
国際コミュニケーション学科を卒業した阿部裕紀子さんが、学科生だった頃を思い出してしたためてくれた手記です。 https://note.meisei-u.ac.jp/n/nef199fb04d2c アフリカはタンザニア・ザンジバルで忘れられない出会いを経験した彼女は、その後、さらに大きな舞台へと羽ばたいてゆくことに。 東京オリンピック・パラリンピックの国際審判という大役を果たした阿部さんの道を、どう